若手ITコンサルの業務内容

ITコンサルタントの1日

若手ITコンサルタントの1日を紹介します。コロナウイルス蔓延の影響によりクライアント先での業務が減少しており、フルリモートでの業務が増えています。故にリモート業務を前提にしたスケジュールになっています。プロジェクトによってはクライアント先での業務が必要なため、下記スケジュールよりも時間の制約を受ける場合があります。

午前の部

自習

プロジェクトの業務開始時間が遅い場合、朝に自習時間を設けることができます。コンサルタントは思考力・知識量が問われる職種でもあるので、膨大な情報のインプットが必要です。社内で提供されているナレッジや書籍等を通して、自身の知識・スキルを伸ばしていきます。

メール確認

ITコンサルタントであれば、クライアントから打ち合わせの連絡やシステムの不具合などの連絡が来る可能性があります。プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーのロールでは、メールの内容を踏まえてメンバーにタスクを割り振る必要が出てくるので見落としのないように確認する必要があります。マネージャーやリーダーでなくても共有された情報は確認しプロジェクト推進に影響のありそうなニュース等は抑えておくようにします。

朝会

プロジェクトマネージャーもしくはプロジェクトリーダーがメンバーにタスクを振ります。タスクは1日のうちに終わるものや数日かかるものまで様々です。進捗管理の必要なタスクであれば、マネージャーやリーダーのレビュータイミングを設定します。数日かかるタスクについては、全体の進捗率や直面している課題などの共有を重点的に行い、大きな手戻りが生じないようにします。

タスク・打合せ

午前中の残りの時間で割り当てられたタスクを行ったり、打合せに参加したりします。打ち合わせはプロジェクト内部の打ち合わせとクライアントとの打ち合わせ両方を含みます。これらの打ち合わせでは若手社員は議事録を作成するようになります。打ち合わせがない場合は、タスク遂行のためのKT(Knowledge Transfer)やスキトラ(Skill Transfer)を先輩社員から受けることもあります。

午後の部

タスク・打合せ

昼休憩後は主に割り振られたタスクを進めます。資料作成といったコンサル的なタスクのみではなく、プログラミングといった技術的なタスクもあるので、タスクの難易度が高く進捗がない時は先輩社員に適宜相談します。夕方の打合せで使用する資料の作成タスクを依頼されることもあり、数時間でテンポよく資料作成を行わないといけない場合もあります。

夕会

夕会ではその日のタスクの進捗確認を行います。完了したタスクであれば、成果物等の確認を行います。未完了のタスクであればどこまでできたか情報共有します。また課題に直面している場合は、翌日以降のタスクが問題なく進むようにアドバイスをもらう場にもなります。